アイアンの選び方とポイントを徹底解説!

ゴルフはじめるにあたって揃えなければならないアイテムの1つがゴルフクラブです。

ゴルフショップを訪れた際、様々なメーカーやモデルのゴルフクラブがずらりと並んでいますよね。

中でもアイアンはゴルフ初心者にとってどういった違いがあるのか、どう選べばいいのか分かりづらいですよね。

今回はそんなアイアンの基本知識からアイアンの選び方までわかりやすくご紹介していきます。

1 アイアンの基本

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1-1 アイアンの役割

そもそもアイアンは、名前の通り鉄製のヘッドで作られたゴルフクラブのこと。

5番〜9番などと番号で表記されているものと、PW(ピッチングウェッジ)のようにイニシャルで表記されているものがあり、ゴルフショップではこの6本セットで販売されているのが一般的。

番号が大きいほどクラブは短く、ロフト角は大きくなり、それに伴って飛距離も短くなります。

ドライバーは基本的にティーを使用してショットしますが、それに比べてアイアンは地面から直接打つことが多いため地面を打ってしまうダフリなどのミスショットがでやすいもの。

そのため苦手意識のあるゴルファーが多いのもアイアンの特徴なんです。

しかしフェアウェイでもラフでも使えるアイアンは、飛距離や方向性の安定などスコアメークに大きな影響を与えます。

自分にあったアイアンを見つけることは、よりゴルフを楽しむために、そしてより良いスコアを出すためにはとても重要なものなのです。

1-2 3つに分類されるアイアン

1-2-1 ロングアイアン

アイアンは大きく3つの名前で分類されます。

まずはロングアイアンと呼ばれる種類。

ロングアイアンとは2番アイアン〜4番アイアンの3種を総称するもの。

アイアンの中でもっともクラブ尺があり、飛距離も狙えるロングアイアン。

一方でゴルファーにとってはコントロールしにくく、扱いにくいクラブであるため、最近ではロングアイアンの代わりに「ユーティリティ」と呼ばれるクラブを使用するゴルファーが増えています。

1-2-2 ミドルアイアン

5番アイアン〜7番アイアンまでの総称がミドルアイアン。

主にグリーンを狙うフェアウェイやラフで使用されます。

ラウンドする上で一番使用率の高いのがこのミドルアイアン。

特に7番アイアンを使用する場面はとても多く、7番アイアンでしっかり打てるかがクラブ全体を扱えるコツにもなると言われています。

そのため多くのゴルフ初心者は、この7番アイアンでゴルフを始めることを勧められるのです。

1-2-3 ショートアイアン

一番短くロフト角が大きいクラブで、主にグリーン周りからのアプローチショットで使われるのがショートアイアン。

ショートアイアンは8番アイアン〜9番アイアンと、アプローチウェッジ(AW)、ピッチングウェッジ(PW)の4本。

ロフト角が大きいショートアイアンは、飛距離はあまり出ませんが打った球が上がりやすいのが特徴。

ショートアイアンでのアプローチショットでどれだけピンに近づけるかがスコアメークのカギとなるんです。

2 アイアンのヘッドを選ぶ

これまでアイアンの基本情報をご紹介してきました。

次はアイアンの選び方をさまざまな視点から見てみましょう。

2-1 マッスルバック

アイアンのヘッドは基本的に鉄製でできていますが、ヘッドと一括りにしても形状は様々。

そんなアイアンのヘッド大きく3つの形に分けられています。

まずはマッスルバックと呼ばれる形状。

マッスルバックとはシンプルな板状ヘッドで、多少小ぶりですがフェースが肉厚である特徴があります。

ジャストミートした時の打感はとても重厚で心地よく、コントロールしやすいのが利点。

逆に言うと、使いこなすのが難しいタイプであるため、ミスに弱いのがデメリットなんです。

そのためゴルフ初心者ではなく、球筋を自分でコントロールしたい上級者ゴルファーにおすすめのヘッド形状です。

2-2 キャビティバック

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キャビティバックとは、フェースの後ろがくり抜かれた形のヘッド形状のこと。

ヘッド自体が若干大きめに作られていることが多いです。

フェースの後ろがくり抜かれていることで、ヘッド下部に重心を下げることができ、それによってボールは上がりやすくなります。

さらにスイートスポット(芯)が広いため、ミスショットにも強いのが特徴。

そのためゴルフ初心者から上級者まで幅広いゴルファーにおすすめのヘッド形状であると言えます。

最近では、フェースの後ろの下部がポケットのようになっている「ポケットキャビティ」というものも。

ポケットをつくってよりえぐられる状態をつくることで、さらに重心が低くなるため、よりボールが上がりやすく初心者向けのヘッド形状として好まれています。

2-3 中空

ヘッドの内部が空洞になっているのが中空と呼ばれるヘッド形状。

キャビティバッグ同様にヘッドの外側に重心があるためヘッドがブレにくく、ミスに強いかつボールも上がりやすいのが特徴です。

しかしキャビティよりは弾道は低めであると言われています。

弾道や飛距離の安定が期待できる中空は、ヘッドスピードが早くキャビティだとボールが上がり過ぎてしまうゴルファーにおすすめです。

3 ソールの広さを選ぶ

次に注目したいのが、ソールの広さ。

ソールとは、ヘッドの地面と接する底面部分のことを指します。

この広さはゴルフクラブによって異なります。バウンス角、ソールの丸み、そしてソールの幅。

ソールの幅は広さによって重心の位置が変わるため、それに伴って打った球の高さも変わってきます。

広ければ芝生に接地する面が増えるため滑りやすく、ミスショットに強くなります。

さらに重心が低く作られていることが多いためボールも上がりやすく、飛距離も伸びやすいのです。

そのため初心者ゴルファーにはソール幅が広めのタイプがおすすめ。

逆にソール幅が小さくなるほど、芝生に接地する面が小さくなるためミスショットが起きやすくなります。

逆に言えばフェースの開閉がしやすくなるため、操作性が高くなり上級者ゴルファー向けであると言えます。

4 ネックの形状を選ぶ

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クラブヘッドとシャフトを繋ぐ部分を「ネック」と言います。別名は「ソケット」 。

このネックにも大きく2つの種類が存在します。

4-1 ストレートネック

一般的なネックの形状はストレークネックと呼ばれます。

ネック部分に特別なうねりなどなく、構えて上からみたときにシャフトからクラブフェースにかけてストレートな状態のもの。

ストレートネックのアイアンはコントロールが効きやすく、ドローボールやフェードボールの打ち分けもしやすいのがメリット。

ボールも上がりやすいため、初心者ゴルファーから上級者まで幅広いゴルファーにオススメのネックです。

4-2 グースネック

一方、構えたときにシャフトの延長線上よりフェースが後ろにある状態のネックをグースネックと言います。

グースとはガチョウの事で、ネック部分の曲がり方がガチョウの首のように見える事からそう呼ばれるようになったそう。

グースネックは重心角が大きくボールがつかまりやすいというメリットがあります。

そのためゴルフ初心者やスライスに悩むゴルファーにオススメのネックです。

5 シャフトを選ぶ

5-1 スチールシャフト

クラブの柄の部分であるクラブシャフトの素材も大きく分けて「スチール」と「カーボン」の2つの素材にわかれています。

アイアンで使用されているのはほとんど「スチールシャフト」ですが、この機会にそれぞれの特徴を覚えておくと良いでしょう。

まずはスチールシャフト。名前通り鉄や銅素材から作られています。

先ほどもご説明した通り、アイアンはほとんどこのスチールシャフトが使用されている事が多いです。

基本的にスチールは重量があり、しなりにくいという特徴があるためショットの安定や飛距離が出るといったメリットがあります。

しかし錆びやすいため、常に乾燥させるなどのしっかりとしたメンテナンスが必要です。

比較的重いスチールシャフトは、ある程度ヘッドスピードがあるゴルファーや力のあるゴルファーにおすすめ。

最近では軽量のタイプのスチールシャフトもあり、一概にスチール=重いというわけではありません。

そのため、軽いシャフトや重いものをそれぞれ一度ゴルフショップで試打してみることをおすすめします。

5-2 カーボンシャフト

一方、スチールシャフトよりも比較的軽量で扱いやすいのがカーボンシャフト。

カーボンは炭素繊維の事で、軽量かつしなりやすいのが特徴。

打ち出されたボールは上がりやすく、飛距離も出しやすいんだとか。

さらに錆びる心配も少ないためお手入れが簡単な面もメリットと言えるでしょう。

そんなカーボンシャフトはドライバーやフェアウェイウッドで使用されているのが一般的。

カーボンシャフトは力に自身のないゴルファーでも振りやすいシャフトであるため、シニアゴルファーや非力な女性ゴルファーにもおすすめです。

6 ロフト角を選ぶ

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ロフト角とはシャフトを地面に垂直に構えたときに、ソール面と垂直線とでできる角度のこと。

それぞれのゴルフクラブにそれぞれの大きさのロフト角がついている事でそれぞれの飛距離が変わります。

しかしクラブによって何度でなければならない、といったような決まりはありません。

ただ基本的には、ロングアイアンほどロフト角は小さく、クラブが短くなるにつれてロフト角は大きくなることが多く、番手ごとにだいたい4度ずつずらしていくのが一般的。

4度ほどのロフト角の違いで、フルスイングするとだいたい10〜15ヤードほどの距離が変わると言われています。

アイアン選びで重要なのは、いかにアイアンの中でも距離の打ち分けがしっかりできるかです。

そのため、自分がフルスイングしたときの飛距離をしっかりと確認しておく事がポイントです。

7 重量やライ角から選ぶ

これまでご紹介してきたアイアンの選び方の他にも、アイアン自体の重さやライ角など注目するポイントはたくさんあります。

たとえばアイアンの重量は、トップやダフリなどのミスショットにも関係してくるもの。

クラブが重すぎるとコックが早く解けやすく、ダフリなどのミスショットを起こしやすく、逆に軽すぎるとコックがなかなか解けずにトップしやすくなるのです。

そのため、理想的な重さは「振り切れる程度」。

なかなかわかりづらいかと思いますが、試打をした上で自分にあった重量を見つけましょう。

その中で特に注目したいのが「ライ角」。

ライ角とは、クラブを地面に水平に置いたときに、シャフトと地面がつくる角度のこと。

ライ角が大きいクラブは「アップライト」とよばれ、地面に対してシャフトが垂直に近い状態になります。

アップライトなライ角はフックボールがでやすいのが特徴。

逆にライ角が小さいものは「フラット」とよばれ、地面に対して寝ているような状態でアップライトよりもスライスが出やすいのが特徴です。

では一体、自分に適正なライ角は?というと、注目したいのがインパクト時。

インパクトでソール全体が地面についていれば、それは自分にとって理想的なライ角であると言えます。

そのため構えた状態だと、クラブのトゥ側が5ミリ程度浮くようなクラブです。

最初はこれを目安に選んでみて、徐々に慣れたら自分の癖や持ち球を参考にライ角を調整してみましょう。

まとめ

今回はスコアメークにはとても重要なアイアンの選び方についてご紹介しました。

選ぶ際の目安やポイントがたくさんあって戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしこうして選んだアイアンは、愛着が湧いてさらに身のある練習に繋がるでしょう。

そしてなによりもクラブ選びで重要なのは実際に打ってみる事です。

試打ができるゴルフショップはたくさんありますので、是非とも足を運んで自分にあった最高のアイアンを見つけましょう!

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