ゴルフボールの基本構造と選び方とは?

ゴルフボールはゴルフをする上で欠かせない道具のひとつですよね。

ゴルフボールは白くて複数の凹凸があるものが多く、何を選んでも一緒であると思われがちです。

しかしゴルフボールにも種類があり、自分のスイングの癖や好みによって選ぶことができるものなのです。

さらにゴルフボールの基本的な構造を知ることは、スキルアップへも繋がる可能性があります。

今回はそんなゴルフボールの基礎から選び方などわかりやすくご紹介します。

1 ゴルフボールの構造

1-1 コア

まずゴルファーとして知っておきたいのが、ゴルフボールの中はどういった構造になっているのか。

ゴルフボールの中身はコア、ピース(ミッドカバー)そして表面のカバー(ディンプル)で構成されています。

その一番中心にあるのが「コア」とよばれるもの。

コアはゴム製で作られているものが多いと言われています。

しかしそれもメーカーによって様々で、中には「レジン」と呼ばれる素材が使用されていたり、「グラフェン」と呼ばれるダイヤモンドよりも強度が強いと言われる素材が使用されている場合もあります。

このコアの素材によって、特に番手の大きいドライバーやウッド系の打感が変わってくると言われています。

1-2 カバー(ディンプル)

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ゴルフボールの一番外側にあって目に見える部分は「カバー」と呼ばれています。

カバーの素材もコア同様に様々。このカバーの素材によってアイアンなどの番手の小さいショットの打感が異なってくると言われています。

このカバーの素材として多く使用されているのが「ウレタンカバー」。ウレタン樹脂が使用されているカバーはスピンがかかりやすく、柔らかいのが特徴です。

また、ウレタンカバーと同様で一般的なのが「アイオノマーカバー」。アイオノマーを使用することで、ウレタンとは違い反発が強く硬いのが特徴。

そして、ゴルフボールに見られる多数の凹凸を「ディンプル」と呼びます。

ディンプルもメーカーによっても大きさや数が異なるのが特徴。

ディンプルが大きく多いほど打球の弾道が低くなり、少ないほど弾道は高くなる傾向にあります。

1-3 ピースとミッドカバー

ゴルフボールの基本してあるのがコアとカバー。

このふたつの素材の間に「ミッドカバー」と呼ばれる中間層が存在するボールもあります。

このようにボールの中身が何層かをピース数で表します。

コアとカバーのみで構成されているボールは2ピース。

コア、その間にミッドカバー、そしてカバーの3層になっているものを3ピースと呼び、近年では主流とされています。

最近ではコアが2層(インナーコアとアウターコア)になっていて、合計4層の4ピースボールのものも。

ピース数が多いほど価格も高価格なものが大く、その分ボールの性能も高くなります。

ゴルフ初心者の方は、最初は一番主流の3ピースボールを選ぶと良いかもしれません。

2 ゴルフボールの種類と特徴

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ゴルフボールのタイプは大きく3つの種類にわかれています。

自分にはどのタイプのボールが良いのかを判断するためには、まずどんなタイプがあるのかを理解することが重要です。

ここでは3つあるゴルフボールの特徴ついてそれぞれ紹介していきます。

2-1 スピン系

「スピン系」のゴルフボールとは名前の通り、スピンがかかりやすいのがこのスピン系ゴルフボールのメリットです。

スピン系のゴルフボールはウレタンカバーを使用したものが多いため、カバーが柔らかいのが特徴。

カバーが柔らかいとウェッジの溝に入り込みやすいため、特にアイアンなどのショットではスピンがかかりやすくなるのです。

スピンを活かしてアプローチでボールをピタッと止めたり、コントロールがしやすいなどの特徴も。

一方、コアは比較的硬い素材が使われていることが多いのもこのスピン系の特徴のひとつ。

そのためウッド系やドライバーショットでは、スピンがかかりやすいために飛距離が出にくかったり、曲がりにくいなどの一面もあります。

そのためゴルフ初心者向けと言うよりは、プロや上級者向けのボールなんて言われることもあるようです。

しかし、初心者の方でも何度か試し打ちしてみることをおすすめします。

2-2 ディスタンス系

スピン系と同等に人気があるのがディスタンス系のボール。

ディスタンス系のボールもその名の通り飛距離を出しやすい特徴をもっています。

ディスタンス系のボールのカバーには硬い素材が使用されており、コアが柔らかいのが特徴。

コアが柔らかいと、ボールをヒットした時にボールが潰れやすく、スピン量が減少します。

スピン量が減少するとその分の抵抗が少なくなるために飛距離を出しやすい構造になっているのです。

自分やクラブの力だけでなく、ボールの特性も活かして飛距離を狙うことができるので、初心者には一番おすすめのボールと言えるでしょう。

2-3 第3のボール

ゴルフボールと言えば、スピン系かディスタンス系の2タイプが主流とされていました。

しかし近年注目を集めているのが「第3のボール」と呼ばれるタイプ。

この第3のボールは、いわばスピン系とディスタンス系のいいとこ取りをしたもの。

コアは柔らかめの素材、そしてカバーも柔らかめのウレタン素材を使用し、3〜4ピースであるのが特徴。

そのためスピンも出しつつ、飛距離も出せるという優れものなのです。

特にヘッドスピードが遅めなゴルファーでも十分に飛距離を出せると言われています。

ゴルフ初心者の方や、ヘッドスピードに自信のないゴルファーは第3のボールを試してみるのもいいかもしれません。

3 ゴルフボールの選び方

これまでゴルフボールの構造や種類をご紹介してきました。

それを踏まえた上で、どういったゴルフボールの選び方があるのでしょうか?

早速見てみましょう!

3-1 ヘッドスピードから選ぶ

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まず一番わかりやすいボール選びの方法としてあげられるのが自分のヘッドスピードから選ぶ方法。

自分のヘッドスピードが早いか遅いかでボールの潰れ方が異なり、飛距離に影響が出たりショットの曲がり具合にも大きく影響すると言われています。

そもそも販売されているゴルフボールには「推奨ヘッドスピード」というものが必ず記載されています。

その推奨ヘッドスピードの範囲内のゴルファーがそのボールを使用することで、性能が大きく発揮しやすくなるのです。

逆に推奨ヘッドスピードの範囲外のゴルファーがそのボールを使用すると、ボール本来の性能が発揮されず飛距離がでなかったり、ボールが大きく曲がってしまったりといったことが起こってしまう可能性があります。

まずはご自身のヘッドスピードを測ることが重要。近くのゴルフショップでも測ることができるので測ってみましょう。

さらにおおよそのヘッドスピードは飛距離からでも計測可能です。

ドライバーの飛距離÷5.5 で計算してみると、おおよそのヘッドスピードがでます。

ゴルフボールを購入する際は、まずご自身のヘッドスピードを把握しておくとスムーズにボールを選ぶことができるでしょう。

3-2 スライス系かフック系かで選ぶ

ヘッドスピードと合わせて考慮したいのが、自分が打つ球質を理解しておくこと。

自分が打った打球が右方向に飛びやすい「スライス系」であるか、左方向に行きやすい「フック系」であるかでもボール選びは変わってきます。

まず、ゴルフ初心者にもおおい「スライス系」。

スライス系のゴルファーは、スピン量が多くかかってしまうことが特徴としてあげられます。

もともとスピン量が多い打球を持つゴルファーがスピン系のボールで打つと、余計にスピンがかかり右に行きやすくなってしまうなんてことも。

そうならないためにも、スライス系のゴルファーはディスタンス系のボールを使用することで無駄なスピンをかけずに飛ばすことができます。

一方、フック系のゴルファーは逆にスピン量が少ないのが特徴。

フック系のゴルファーがディスタンス系のボールを使用すると、スピンが少なすぎて早くボールが落下してしまうこともあると言われています。

そんなゴルファーは、スピン系のボールで最大限にスピンをだして飛距離を伸ばして行きましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はゴルフボールの構造から選び方までをご紹介しました。

おそらくゴルフ初心者の方は、ディスタンス系のボールを選ぶ方が多いかと思います。

最初使ってみて、このボール合わないな?なんて思うゴルファーもいるかもしれません。

しかし重要なのは、同じボールを使い続けること。

ひとつのボールを使い続けることで番手ごとの距離感も掴みやすくなりますし、癖なども発見しやすくなります。

自分にあったゴルフボールを見つけて、さらなるスコアアップを狙いましょう!

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