ゴルフ場の芝の種類と攻略法を徹底解説!

ゴルフ場の芝生にも種類があることをご存知ですか?

もちろん、グリーンの芝生とフェアウェイの芝生の違いは見てもわかるかと思います。

ですがフェアウェイやラフでもゴルフ場によって異なる芝を使用していることもあるのです。

もちろん芝の違いによって、クラブの抜け具合にも差が出てくるもの。

今回は、主に日本で使用されている芝の種類とその攻略法をわかりやすくご紹介します。

1 日本のゴルフ場で使われる代表的な芝生とは?

golf-lawn-01

日本のゴルフ場のグリーンでよく使われている芝は「ベント芝」と「高麗芝」、そして「バミューダ芝」。

中でもベント芝は日本のゴルフ場グリーンの約90%で使用されていると言われており、約5%が高麗芝、その残りがバミューダ芝が使用されています。

一方、ラフやフェアウェイにはまた異なる芝が使用されています。

日本のゴルフ場では、ほとんどのフェアウェイ・ラフで「野芝」と「高麗芝」と呼ばれる芝が使用されているケースが多く、これらは「日本芝」と呼ばれています。

それでは、それぞれの芝を詳しく見てみましょう。

2ベント芝

2-1 ベント芝の特徴

golf-lawn-02

ベント芝は日本のグリーンの約90%という圧倒的な使用率で知られています。

ベント芝の中でも「ベントグラス」や「ペンクロス」と呼ばれる品種が、もっとも一般的なものとして使用されているようです。

ペントグラスは葉が繊細で柔らかく、そして密度が高いのが特徴です。

そもそもベント芝は西洋芝と呼ばれる寒地型芝の一種。

西洋芝は常に緑色を保ち、比較的涼しい気候を好む芝生です。つまり、冬でもきれいな緑色をキープすることができるため多くのゴルフ場に好まれています。

ベント芝の特徴は、葉が繊細でソフト、そして密度が高いのが特徴。

寒さに強い一方で、暑さには弱いという面もあるため、沖縄県にあるゴルフ場ではあまり採用されていません。

しかし最近では様々な改良種が登場し、「ニューベント」と呼ばれる、夏の暑さにも負けないようなものも開発されています。

そういった新種のベント芝は、グリーン改修の際に新たに採用されているようです。

2-2 ベント芝の攻略法とは?

ベント芝はあまり芝目が強くないのが特徴で、あまり影響を受けにくいグリーンであると言えます。

そのため、芝目をあまり気にせず傾斜に沿ってボールが転がっていくようなイメージになります。

ただし、芝目が弱いからこそボールスピードが出やすくなるので注意が必要。

傾斜を読みながらも、より細かな距離感でパッティングすることが大切です。

3 高麗芝

3-1 高麗芝の特徴

golf-lawn-03

ベント芝の次に多く使用されているのがこの「高麗芝」です。

高麗芝は日本の在来種である日本芝の一種。

寒さに強く暑さに弱いとされる西洋芝とは反対に、暑さに強く寒さに弱いのが特徴です。

そのため夏は美しい緑色をキープしますが、冬になると枯れて薄茶色になってしまうので、北海道のゴルフ場ではあまり使用されていません。

高麗芝の中でも「姫高麗芝」と呼ばれる品種がもっとも一般的に使用されることが多く、従来の高麗芝よりもさらに密度の濃い芝生を作ることができます。

姫高麗芝は葉が細くて硬く、摩擦力が強いのが特徴で、芝目がきつい傾向にあります。

3-2 高麗芝の攻略法とは?

高麗芝は、ベント芝に比べて芝目が強いのが特徴。

芝目が強いということは、パッティングの強さに加えて芝目を読むということも必要となってきます。

芝目は「順目」と「逆目」に分かれ、順目はスピードが出やすくボールもよく転がります。

逆目の状態でのパッティングは、スピードも落ち、ボールも転がりにくくなる傾向に。

高麗グリーンでのパッティングの際は、ベントグリーンの時よりも強めのストロークを意識して打つことをおすすめします。

さらに芝目が強い高麗芝のグリーンはベント芝よりもボールが曲がりやすいので、ラインを読む際は少し大きめに予測することが重要です。

4 バミューダ芝

4-1 バミューダ芝の特徴

主流であるベント芝や高麗芝の他に、少数ですがバミューダ芝と呼ばれる芝を採用するゴルフ場もあります。

バミューダ芝はベンド芝と同様西洋芝ですが、寒地型ではなく暖かい気候に強い暖地型に分類されます。

そのため、特徴としては高麗芝に似ている点が多く、夏に強いために沖縄県や比較的温暖な西日本を中心に使用されているそうです。

ひと昔前は、バミューダ芝の一種である「ティフトン」と呼ばれる品種は、踏み付けや擦り切れなどのダメージに強いため、サッカー場にも使用されているようです。

4-2 バミューダ芝の攻略法とは?

バミューダ芝はベント芝と比べると、高麗芝同様に芝目が強いのが特徴です。

特に順目と逆目のボールの転がりの差が大きいので、この芝目をしっかりと読んで距離感をつかむことも重要です。

またボールも曲がりやすいので、高麗芝同様にラインを読む時は少し大きめに予測をしてもいいかもしれません。

5 その他の芝生の種類

5-1 フェアウェイやラフで使用されている芝生とその特徴

これまでグリーンの芝を中心にご紹介してきました。一方でフェアウェイやラフには、また異なる芝が使用されています。

日本のフェアウェイやラフには日本芝が使われるのが一般的で、中でも「野芝」と「高麗芝」を採用しているゴルフ場が多いようです。

日本芝の特徴は、根も茎も丈夫でしっかりと上向きに成長します。

さらに日本芝の葉は一本一本が硬くて太いので、ボールがその芝の上にあると、わずかに浮いているような状態になるのです。

そのため西洋芝でのボールを打つよりかは、日本芝でのショットの方が比較的簡単に打つことができるでしょう。

5-2 海外で使用されている芝生の特徴

golf-lawn04

海外でゴルフをすると、いつもよりうまく打てない…?!なんて経験ありませんか?

なぜかというと、海外でのフェアウェイやラフは西洋芝を採用しているからです。

西洋芝の中でもグリーンでご紹介した「バミューダ」や「ケンタッキーブルーグラス」、「ライグラス」などなどが主に使用されているよう。

海外だけでなく、日本でもフェアウェイやラフで西洋芝を採用しているゴルフ場はあります。

西洋芝の特徴は、芝が横に広がるように成長し、根もあまり深い方ではありません。

さらに葉自体も細く柔らかいために、ボールはわずかに沈んだ状態になるのです。

特に深いラフなどでは完全に芝に覆われてしまうなんてことも。

そんな西洋芝でのショットは、ターフごとボールを運ぶことが重要です。

海外のトーナメントでターフが取れる場面がよくあるのはそのためなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はゴルフ場で使われる芝の種類とそれぞれの特徴についてご紹介しました。

今回ご紹介した芝の種類は一部であり、他にもたくさんの品種が存在しています。

芝を一括りにしても様々な特徴があるために、それによってプレーを変えることが必要ということがお分りいただけたかと思います。

こういった芝の特徴を考慮しながらラウンドするのもゴルフの楽しみ方のひとつと言えるでしょう。

関連記事