ゴルフ場の生命線!芝刈り機について徹底解剖

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初めてゴルフ場を訪れた時、「美しく刈られた芝に心を奪われた」という経験はありませんか?

ゴルフ場の芝は、コースを管理するスタッフが毎日丁寧に刈ることでその美しさや景観を維持しています。

「ゴルフ場は生き物」と度々耳にすることがありますが、その理由はまさに“芝が生き物”であるという証。

芝は管理がとても難しく少しの間放置するだけであっという間に伸びてしまい、プレーを行うことができなくなってしまうんです。

そんな芝の管理に欠かせないのと言われているのが芝刈り機。その名の通り芝が長くなったときにその草丈を短く刈り込むための機械です。

今回はゴルフ場の生命線でもある芝刈り機の種類とワンウェイゴルフクラブの使用方法について紹介していきます。

1 ゴルフ場の芝刈り機について

ゴルフのプレー中、芝刈り機を使用したゴルフ場のメンテナンス作業を目にしたことはありませんか?

ご存知のようにゴルフ場の土地はとても広大。家庭用の芝刈り機では作業時間が掛かりすぎてしまうため、特殊な機械が必要なんです。

ゴルフ場内のグリーン、フェアウェイ、ラフといった場所に応じてそれぞれに適した芝刈り機があります。

例えばワンウェイゴルフクラブでは、34台の芝刈り機を所有しています。

一般家庭用の芝刈り機との最大の違いは機械の大きさ。また車の様に人が操作することで広範囲を素早く刈ることができるんです。

芝刈り機の扱い方についてはコースの面積や機械の台数、作業者個人の得て不得手によって異なりますが大体1週間程度で習得できると言われています。

2 芝刈り機の種類について

芝刈り機は大きく分けてグリーン、フェアウェイ、ラフといった3種に分類することができます。

またそこから、芝刈り機の刃物の形状により細かく分類することが可能。

この刃物はリール式、ロータリー式、回転はさみ式、バリカン式などがあり、芝の長さによって使い分けることでその芝に合ったメンテナンスができるのです。

ここでは芝刈り機の種類について詳しく見ていきましょう。

2-1 グリーンの芝刈り機

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ゴルフのスコアを大きく左右し、最も重要だと言われているのがグリーンです。

このグリーンのメンテナンスの出来次第、つまり“いかにゴルフボールがグリーン上を滑らかに転がるか?”でそのゴルフ場の評価が決まってしまう程。

グリーン専用の芝刈り機はリール式の刃が採用されています。

リール式とはリールカッターと呼ばれるらせん状の刃物とヘッドナイフと呼ばれる固定刃、計2種類のはさみで構成されているのが特徴。

この2種類の刃合わせによって繊維質の強いと言われる日本芝でもしっかりと刈ることが可能となり、とてもキレイに仕上げることができるんです。

グリーン専用として使用されるこの芝刈り機ですが、ゴルフ場以外ではサッカースタジアムなど幅広く使用されています。

2-2 フェアウェイの芝刈り機

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いくつかある芝の種類の中でも特に打ちやすいと言われるフェアウェイ。メンテナンスには「フェアウェイモア」という機械を使用することで、綺麗に芝を刈ることができるのです。

芝刈り機はどうしても小回りが効きにくく、細部の刈り残しがどうしても気になってしまうもの。

フェアウェイモアは重量感がある見た目ですが軽量設計で接地圧が小さく、刈り残しを少なくきめ細かやかにフェアウェイをメンテナンスできることが特徴なんです。

また最高時速19kmで移動ができる走破性、傾斜や旋回した時の操作性など他の芝刈り機に比べ芝を刈るスピードが速いことも魅力の一つ。

この様にメンテナンスしたフェアウェイでは、球に対する芝の抵抗が少なくスピン量も多くなるためグリーンに止まりやすい球を打つことが可能なんです。

ゴルファーがティーショットの際、まずフェアウェイを狙うにはこのような理由があるためなんですね。

2-3 ラフの芝刈り機

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ゴルフ場によっては、ラフに傾斜地が多いこともしばしば。

ラフを刈り込むために使用されている芝刈り機は、傾斜地に対応できどんな角度に生えている芝でも均一に刈ることができます。

また、もう一つの特徴が他の芝刈り機よりも短めに芝を刈り込めること。

2019年のルール改正によってプレーファストの意識が高まり、ラフを短くすることでボール探しの時間を短縮することが求められてきています。

トレンドであるラフの長さを短めに揃えるためには専用の芝刈り機が必要なんですね。

3 ラフの仕上がり具合

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ワンウェイゴルフクラブでは、現状の芝の長さである35mmを来年の夏に向けて30mmにするため、日々メンテナンスに取り組んでいます。

上記の写真は実際にワンウェイゴルフクラブのラフをメンテナンスをしている様子。

刈った場所と刈ってない場所では芝の高さが一目瞭然ではないでしょうか?

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芝が短くなったおかげで、ボールがとても見やすくなりました。

まとめ

ワンウェイゴルフクラブでは“ゴルフ場はコースが生命線である”という考えのもと、コースメンテナンスに力を入れています。

コースメンテナンスに終わりはなく常に生き物である芝草を管理し、メンテナンス方法についても“最良のものは何なのか”日々研究していくことが必要。

そんな中芝のメンテナンスを行う際は性能の良い芝刈り機を使用し、芝の種類によって機材を使い分けることがとても重要です。

また芝刈り機自体のメンテナンスをこまめに行うことも大切。ワンウェイゴルフクラブでは芝刈り機の刃の調整をコース管理の従業員によって毎日行うことで芝のクオリティを保っています。

日々の積み重ねが美しい芝の景観やプレーがしやすいゴルフ場の環境を生み出しているんですね。

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