ゴルフのバンカーの基本的なルール・マナーと脱出方法をご紹介!

ゴルフは単にスコアを競うだけでなく自然な環境の下、池や坂などのゴルフ場やコースによって異なるハザード(障害物)をいかに上手く攻略していくか、という点にも楽しみがあると言えます。

中でもバンカーと呼ばれるハザードはゴルフ初心者にとっては曲者で、一度ハマってしまうと中々抜け出せないなんて方も。

今回はバンカーにおける基本的なルールや一発でバンカーから抜け出すためのコツなど、ゴルフ初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

1 そもそもバンカーとは?

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そもそもバンカーとは、簡単に言うとゴルフ場のコース内にある「砂場」のこと。

池を意味する「ウォーターハザード」と同様に「ハザード」と呼ばれる障害物の一種として認識されています。

バンカーはゴルフ場やコースによっても大きさや状態など様々。

一般的なバンカーは、周囲のラフやフェアウェイの地面よりも数十センチほど窪んだ状態のものが多いと言われています。

そのため、一度バンカーにボールが入ってしまうと中々バンカーから抜け出せなくなってしまったり、砂場であるためにボールが深く潜ってしまうなんてことも。

いかに少ない打数でバンカーから脱出できるかによって、スコアをも左右するものなのです。

2 バンカーにおけるルールとマナー

バンカーにおけるルールとマナーは、ゴルフ初心者でもおさえておきたいポイントです。

それほど細かく、難しいものではないので覚えておきましょう。

2-1 ショットするまでクラブが砂に触れてはいけない

まずバンカーにボールが入った場合、「バンカー内はできるだけ荒らさない」ことが基本マナーとされています。

自分自身がバンカーに入る際も、できるだけ足跡がつかないよう、できるだけボールの近くから入るようにしましょう。

そして、アドレスの時点でもクラブを地面に触れさせることはNG。ショットをするまで地面に触れてはいけません。

これはルールで定められているもので、ショットまでにクラブが地面に触れた場合、「2打罰」のペナルティとなってしまいます。

無駄なスコアを稼いてしまうことのないよう、注意しショットするよう心がけましょう。

2-2 ルースインペディメントを取り除くことができる

バンカー内のルースインペディメントに触れたり、それらを取り除いても特にペナルティはありません。

ルースインペディメントとは、木の葉や枝、石や土が固まったもの、虫などプレーやスイングの妨げになるようなものを指します。

実は2019年までは、これらのルースインペディメントに触れると2打罰のペナルティが課せられていました。

しかし、2019年に実施されたルール改正にてこのルールが現在の「罰なし」へと変更されたのです。

さらにバンカー内で体を支えたり、転びそうになった時に手やクラブが砂に触れてしまう場合も特にペナルティはありません。

しかし、スイングの際にクラブが砂につくとペナルティであることは変わりありませんので注意が必要です。

2-3 2打罰を加えたらバンカー外にドロップできる

こちらのルールも2019年のルール改正で追加されたもの。

ルール改正以前は、バンカー内のボールを1打罰のアンプレヤブルとして処置を選び、下記の位置からボールをドロップしプレーを再開することができました。

  1. そのボールを打った位置に戻り、1クラブレングス以内にドロップ(1打罰)
  2. ボールとホールを結んだ延長線上のバンカー内で1クラブレングス以内にドロップ(1打罰)
  3. ボールを基点として2クラブレングス以内にドロップ(1打罰)
    ※以上の1打罰+処置に加えて2019年に新たに加えられたのが、2打罰を加えた上での下記のルール。
  4. ボールとホールを結んだ延長線上のバンカー外で、そこから1クラブレングス以内にドロップ(2打罰)

バンカーに挑戦することは、スキルアップのためにもとても重要ですし、むしろバンカーをどう攻略するかがゴルフの楽しみのひとつでもあります。

しかし、どうしても無理!なんて状況の際には上記のオプションを選ぶのも良いでしょう。

2-4 バンカーショット後は速やかに足跡を修復しましょう

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最後はマナーについて。

そもそもバンカー内での移動は極力最低限におさえて、バンカーの状態を常に綺麗に保つよう意識しましょう。

バンカーへ入る際は、ボールまでの最短且つ後方から入ることを心がけましょう。

バンカーショットが終わった後は、自分の足跡はバンカーレーキでしっかりとならすこと。

理想は原状回復です。バンカーレーキでならさず自分が打ったままの状態にしておくと、後からプレーするゴルファーのスコアにも影響を与えてしまう可能性があります。

自分だけでなく、ゴルファー全員が気持ちよくゴルフを楽しむ環境作りを心がけましょう!

3 バンカーショットのコツとは?

初心者ゴルファーにとっては特に、一度ハマると中々抜け出せないバンカーショット。

一発で抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか?バンカーショットの基本から見ていきましょう。

3-1 アドレスの取り方

3-1-1 ボールの位置

まずはアドレスの取り方。ボールの位置は「左足のかかとの延長線上」がおすすめ。

通常のショットよりもやや左目にセットすることで、トップなどのミスショットをなるべく防いでくれます。

ただしこのボールの位置に関しては、個人によって打ちやすい位置は異なるので、絶対にこの位置でなければならない訳ではありません。

まずは「左足のかかとの延長線上」でチャレンジしてみて、少し打ちづらいなと思ったらボール半個分をずらしてみるなど、自分にあったボールの位置を見つけることをおすすめします。

3-1-2 フェースの開き

ボールの位置が決まったら、次はクラブフェースの向きです。

クラブフェースは「開いた状態」が理想的。自然なオープンフェースができるようにおすすめしたいのが「ハンドレイト」のグリップ位置。

ハンドレイトとは、ボールの位置よりも自分のグリップ位置が後ろ(右寄り)になるようにフェースをセットすることです。

このハンドレイトでグリップをセットすることで、クラブフェースは自然と開き、打ったボールが高くふわっと上がるような打球になります。

ただしフェースの開きすぎは、逆に砂に跳ね返されてしまう可能性があるため、開いても20度くらいまでがおすすめです。

3-1-3 スタンスの取り方

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スタンスはフェースを同様「オープンスタンス」が理想的です。

ボールの位置、フェースの位置がセットできたら、左足を少し後ろ(背中側)に引き、体の正面がターゲット方向より左を向くように構えましょう。

このオープンスタンスは普段ボールを打つ時の方向とはまた違った方向を向いているため、ゴルフ初心者の方は違和感を感じるかもしれません。

しかし、このオープンスタンスとオープンフェース、そしてしっかりとしたスイングができていればしっかりボールが上がり、一発でバンカーを脱出できるのです。

3-2 直接ボールを打たない

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アドレスができたらいよいよショットに入ります。

いつもはボールをクラブフェースの芯に当てる勢いでスイングするのではないでしょうか。

しかし、バンカーショットではボールを直接打ちません。

ゴルフボールの手前にある砂にクラブヘッドを入れて、砂ごとボールを運び出すようなイメージで打ちましょう。

いつもはミスショットで悩みがちな「ダフり」で打つことが、バンカーショットのコツなのです。

さらに下半身の動きもほどんど使いません。

しっかりとオープンフェースで構え、なるべく下半身は使わずボールの手前の砂を運ぶイメージでしっかりと振りましょう。

3-3 フォロースルーでもフェースは返さない

通常のスイングでは、インパクト後にリストターンでクラブフェースを返す動作をするかと思います。

しかしバンカーショットでは、フォロースルーでもフェースは返しません。

砂を運ぶイメージでダフるように振ったら、コックは解かずにフェースが上を向くようにフォローを出しましょう。

コックが解けてしまうと、両腕が一気に伸びてしまい、ダフリでもボールを強く叩けないほどのダフリになってしまいます。

両腕の角度は変えずに、フェースの向きはそのままでのフォロースルーを心がけてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はゴルフ初心者を悩ませるバンカーについてご紹介しました。

バンカーは、一度ハマったら中々抜け出せなく焦ってしまうこともあるかと思います。

しかし、まずは心を落ち着かせることが何よりも重要です。一度焦ってしまうと、どんどん抜け出せなくなってしまう可能性もあります。

まずはメンタルを落ち着かせてから、今回ご紹介した打ち方のコツをしっかりと意識して臨んでみてください。

そしてどんどん経験を積むことが重要です。たくさんバンカーを経験して、一発で脱出できるようになりましょう!

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