18ホールスピード勝負!いま大注目のスピードゴルフとは?

皆さんは「スピードゴルフ」という競技をご存知ですか?

スピードゴルフとはゴルフとランニングを掛け合わせたようなスポーツのこと。

ここ数十年、プレイヤー人口が減り続けているゴルフ業界を活性化させるために作られた全く新しい競技なんです。

ただ一体どのような競技なのか、一般的なゴルフとは何が違うのかについてはご存知ない方が大半ではないでしょうか。

そこで今回はスピードゴルフについて、ルールやスコアの計算方法、普段プレーするゴルフとの違いについて詳しくご紹介していきます。

1 スピードゴルフについて

1-1 そもそもスピードゴルフとは?

そもそもスピードゴルフとは、18ホールのスコアとプレー時間の両方を競う新しい形のゴルフ競技

“プレー時間を競う”ということは言い換えれば”18ホールをいかに早く終えることができるのか”ということ。

つまり少しでも早く18ホールを回るため、1打1打を打つ間やコース間の移動中、プレイヤーは常に走り続けて行動しなければいけないんです。

一般的なゴルフのような数人で和気あいあいという雰囲気からは少しかけ離れた、体力がかなり必要にとなるハードな競技であるスピードゴルフ。

現在の競技人口はまだ数百人と言われていますが、”新しいゴルフの楽しみ方として広まることが期待されている”それがスピードゴルフなんですね。

1-2 スピードゴルフはいつから始まった?

スピードゴルフの歴史は意外と古く、競技がスタートしたのは1979年と言われています。

2000年に入ってからアメリカを中心に競技大会が多く開催されうようになり、スピードゴルフの認知が拡大していったんだとか。

日本でスピードゴルフが認知され始めたのは今から15年前の2004年。ちょうど「第1回日本スピードゴルフ選手権」が開催された時期なんだとか。

現在、日本で最も大きなスピードゴルフのイベントと言われている「スピードゴルフオープン」。今年で6回目を数えるこのイベントは、12月3日に2019年大会が開催予定なんです。

2 スピードゴルフのプレー方法について

スピードゴルフの最大の特徴はランニングしながらホールを周り、そのタイムも競技の得点として加算されるところ

では、他にはどのようなルールがあるのかを見てきましょう。

2-1 スピードゴルフには独自ルールがある?

少し意外かもしれませんがスピードゴルフと一般的なゴルフのルールには、走ることを除けば大きな違いはないと言われています。

以前は「グリーンでは旗竿(ピン)を抜かずにパットをしなくてはいけない」というルールが、スピードゴルフにのみ適用されていました。

しかし、2019年のルール改正で一般的なゴルフでも旗竿を抜かずにパットすることが可能となり、このルールはスピードゴルフだけのものではなくなってしまったんです

また、スピードゴルフはコース間やフェアウェイは常に走って移動しますが、グリーンの上のみは走ることが禁止されているので注意するようにしましょう。

2-2 道具にはどのような違いがある?

スピードゴルフで使う道具自体は一般的なゴルフで使用するものと違いはありません。

ただし、使用できるクラブの数は一般的なゴルフが14本に対しスピードゴルフが7本まで。

もちろんキャディーさんやカートはありませんので、自身でクラブやバックは持ったまま移動しなくてはいけません。

使用が禁止されているのは、金属スパイクが付いた靴や標高や風速が計測できる機械。またゴルフバックに車輪をつけるなど、バックを持ち運びやすくするアイテムの使用もルール違反となってしまうんだとか。

スピードゴルフをプレーする時は、まずこれらのルールをしっかり守るようにしましょう。

2-3 どのようなスコア表示になるの?

スピードゴルフのスコアはSGS(スピードゴルフスコア)と呼ばれ、実はとても簡単に計算することができるんです。

ラウンドスコアの計算は一般的なゴルフと同様。それに加え、最初のティーショットを打った時から18ホールからホールアウトするまでの時間をラウンドスコアに加算しSGSを計算していきます。

例えば、ラウンドスコアが95。18ホールを回るのに70分かかったとします。

SGS(スピードゴルフスコア)= 95 + 70 =165

プレーする時間をラウンドスコアに加算するだけで簡単に計算できるわかりやすさも、スピードゴルフの魅力のひとつではないでしょうか。

3 スピードゴルフの注意点

スピードゴルフではタイムを競うあまり走るスピードによっては前の人に追いついてしまったり、逆に追いつかれてしまう場合があるんだとか。

ゴルフでは前の組の人たちがボールの届く範囲にいるときにプレーを初めてしまう「打ち込み」はとても危険な行為。

スピードゴルフの場合でも、もちろん打ち込みは禁止。ただし、マーシャルに次のプレー進行を確認することでそのまま続行することができる場合もあります。

まず、前の人が追いついてしまった場合、その時は「ファー」と掛け声をかけた後マーシャルに進行の指示を仰ぎます

後方から追いつかれた場合、前の人が上記のような対応取っていた時はマーシャルから指示に従い、追いついてしまった人を先行さるため一度ホールアウトしなくてはいけません

ただ注意しなくてはいけないのは、この一連の動作中でもタイマーは止まらないということ。

スピードゴルフでは競技タイムも大切ですが、怪我のリスクを未然に防ぐためこのような対応をしっかり行っているんですね。

4 スピードゴルフはどこでプレーできる?

年に数回、スピードゴルフの大会が開催されていることをご存知でしょうか。

なかなか一般的なゴルフと混合してプレーすることが難しいスピードゴルフ。実際にスピードゴルフができるゴルフ場や機会はどうしても限られてしまいます。

現状、スピードゴルフをプレーできるのは大会に出場するか、ゴルフ場が開催している体験会に参加するかのどちらかと言われています。

スピードゴルフの大会はプロ・アマの男女のジャンル別で行われ、毎年約100名前後の参加者が集まるんだとか。

例えば、日本のトップレベルになると18ホールのスコアは90以下、時間は50分以下、SGS130前後の記録を出すと言われています。

18ホールを50分で終えるのがとてつもなく速いということは、一度でもゴルフ場の18ホールをラウンドした経験がある人なら理解できるのではないでしょうか。

ただいきなり大会に出場するのもなかなかハードルが高いので、まずは体験会から参加することをオススメします。

まとめ

今回はスピードゴルフについて、特徴やルールについてご紹介してきました。

現在、徐々にその人気が拡大してきていると言われるスピードゴルフ。競技人口が減少気味なゴルフ業界の起爆剤として期待される新しいジャンルのスポーツなんです。

ラウンドスコア以外にプレー時間も対象になるため、常に走る続ける体力が必要。思っているよりもかなりハードなゴルフなんですね。

本記事を読んでみてスピードゴルフに興味が湧いた方は、ぜひゴルフ場で定期的に開催されている体験会から参加してみてはいかがでしょうか。

関連記事